葬儀後

葬儀後のお悔やみ

挨拶回りをします

一般会葬者には葬儀の当日に会葬礼状を渡し、略式で挨拶に代えることが多くなっています。葬儀後は、菩提寺にお礼の挨拶をし、今後の法要の打ち合わせをします。亡くなられた日を含めて49日目に四十九日法要を営むのがならわしですが、最近では直前の土日に行う場合が多くなっています。
また、葬儀関係者にも挨拶します。世話役や各係の担当者、近所の方など、葬儀中お世話になった方々へ挨拶し、お礼の品を手渡します。
葬儀直後の挨拶回りは、なるべく喪服を着用し、2〜3日後からは地味な平服にするのがよいでしょう。
弔電をいただいた方や、遠方からの会葬者やお香典・供物・供花を送っていただいた方にはお礼状を出しましょう。

費用を精算します

葬儀社への支払い、飲食費の支払いなどを済ませます。葬儀社への支払いは1週間以内に済ませましょう。また、入院費の未払金があれば葬儀の翌日には支払うのがよいでしょう。なお、医療費を還付してもらえる場合がありますので、手続き方法を確認しておくとよいでしょう。

平均的な葬儀の金額

葬儀費用一式 126.6万円
飲食接待費用 45.4万円
寺院の費用 51.4万円
合計 199.8万円

※(財)日本消費者協会2010年調査「葬儀についてのアンケート調査」より。
総費用のみの回答者もいるため合計は一致しません

死亡記載のある戸籍謄本、住民票などを取り寄せておきます

今後のさまざまな手続きには、死亡記載のある戸籍謄本や住民票などが必要となります。また、必要がある場合は、亡くなられた後14日以内に市区町村役場で世帯主変更の手続きをします。

仏壇を購入し、忌明法要を行います

仏壇を購入する場合は、一般に忌明け(49日または35日)までに購入し、忌明法要の際に開眼供養をします。忌明法要のとき、白木位牌から本位牌に替え、仏壇に安置します。後飾りは取払います。その後、必要な方へは挨拶状とともに香典返しの品を送ります。

香典返し

香典返しは、葬儀当日か葬儀後に行います(地域などにより異なります)。葬儀後に香典返しをする場合は、忌明け前後に行うことが多く、お返しの品にお礼状を添えます。一般的に「お香典は半返し」といって、お香典の半分を返すのが習わしとなっていますが、一家の大黒柱である主人が亡くなった場合は、3分の1返しでもよいとされています。

遺品・形見の整理をします

遺品整理は早めに済ませましょう。形見分けは、目上の方にはかえって失礼にあたる場合もあるので慎重にします。形見分けの時期は四十九日が一般的です。

お墓を決め、納骨します

お墓のない場合は四十九日、百か日を目安にお墓を決め建立します(最近では、一周忌、三回忌などの年忌にあわせることも多いようです)。その後、納骨供養をし、お墓にご遺骨を納めます。

・墓地の選び方

墓地には、寺院の墓地のほかに、都や市の公営墓地や民営の墓地などがあります。公営の墓地は、各霊園によって募集の条件や募集時期が異なります。また、毎年募集を行っていない霊園もあります。予算や交通の便なども考慮して選定しましょう。

年忌法要

亡くなられてから一年目に一周忌を営み、その翌年満二年目に三回忌を営みます。七回忌(満六年目)、十三回忌(満十二年目)、十七回忌(満十六年目)、三十三回忌(満三十二年目)、五十回忌(満四十九年目)と続き、回を追うごとに簡略化されます。

各種届出・手続きと流れ

葬儀を無事終えると、悲しみにくれる間もなく、ご遺族にはやらなければならないことがあります。それは、亡くなられた方の死亡の諸届け、遺産(借金も)の把握、遺産分割、税金の申告、名義変更、年金等といった一連の手続きです。
相続というと真っ先に頭に浮かぶのが相続税ではないかと思われがちですが、実際に相続税がかかってくる方は、遺産総額がかなり大きいごく少数の人に限られます。しかし、相続にかかわる税金は、なにも相続税に限ったことではありません。相続税以外にも所得税や、場合によっては消費税の申告をしなければならなのです。つまり、相続手続きはすべてのご遺族にとって避けて通れない義務のようなものなのです。そこで、スムーズに諸手続きができるよう、各種届出の期限を時系列にまとめてみました。余裕を持って手続きができるように早めに行いましょう。
※市町村により、各種届出や手続き、必要書類が異なる場合がありますので、詳細は各担当窓口にお問い合わせください。
また、個別の手続きの詳細につきましては、ご相談ください。

  • 一般手続き
  • 財産分割
  • 納税申告
  • 社会保険

5日以内

  • 健康保険、厚生年金保険資格喪失手続き

14日以内

  • 世帯主変更届提出
  • 国民健康保険、国民年金資格喪失手続き

3ヶ月以内

  • 遺産の確認
  • 遺言書の確認
  • 特別代理人の選任(相続者が未成年者の場合)
  • 相続の放棄または限定承認

4ヶ月以内

  • 所得税、消費税の準確定申告と納税

10ヶ月以内

  • 遺産分割協議
  • 相続税の申告と納税
  • 遺産分割協議書の作成
  • 相続税の延納・物納申請

2年以内

  • 埋葬料(費)・葬祭費申請
  • 高額療養費申請
  • 国民年金の死亡一時金請求

3年以内

  • 死亡保険金請求(※死亡後3年で時効)

5年以内

  • 〈国民年金〉遺族基礎年金または寡婦年金
  • 〈厚生年金〉遺族厚生年金請求
葬儀後手続チェックリスト

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